ポピーの探検日和 一日目
キャラクター紹介
ポピー(ブースター♂)
爆弾使いのブースター。戦いのときは、主に爆弾を使う。
そして、ブースターとしては異端のあの技も使えるとか。
スミレ(エーフィ♀)
ごく普通のエーフィ。しっかりしている。
戦いのときは、エスパータイプの技を応用して使う。
あと見慣れたキャラが出てくる予定!
ポピーとスミレは、救助依頼を受け、「古くなさそうな遺跡」を探検していた。
そこは、不思議のダンジョンになっていた。
不思議のダンジョン。それは、訪れるたびに部屋やアイテムの並び、道など、フロアが変わる不思議なところである。ゲームシステム的に言えば、自動生成マップの集まりなのだ。
「何故ゲームシステム的に言った。」
ポピーが、説明に気づき、つっこんだ。
「・・・早く行くよ。」
スミレがあきれた声で言った。
そういう感じで先へ進んでいくと、ポケモンを発見した。
そのポケモン・・・ギアルは、ポピーたちを見つけた瞬間、襲い掛かってきた。
「スミレ!下がって!」
ポピーがそう言った後、ポピーの体が炎に包まれた。
そして、ギアルに向かって突撃した。辺りにすさまじい音が鳴り響いた。
遺跡のそこらじゅうに炎が飛び散り、ギアルは、ポピーの技の破壊力で、かなたへ吹っ飛んだ。
「やった・・・ぐっ!」
ギアルを吹っ飛ばしたポピーは、しばらく立ち続けていたが、すぐに体勢を崩してしまった。
「ポピー!大丈夫!?」
スミレが心配して駆け寄った。
「大丈夫だ。問題ない。」
元ネタ的に全然大丈夫じゃない言葉を言い、ポピーは、立つ。
「てか、やっぱりブースターにフレアドライブはきついね。」
ポピーは笑いながら言う。そう、彼はブースターなのだが、フレアドライブが使えるのだ。
「・・・わざわざフレアドライブ使わなくても爆弾使えばよかったと思うわ。」
スミレは、そういった。
そして、いろいろあって、依頼主のところに着いた。
「省略するな!」
・・・すいません。
依頼主は、普通にどこにでも居そうなニドリーノだった。
そのニドリーノを助け、ポピーたちは、ギルドへ帰っていった。
そして、ギルドにて、
「さすがだったな。これからもたのむ。」
と簡単に、かつ分かりやすい感じにほめてくれたのは、ポピーたちが所属するギルド、ウィンターウィングギルドの親方、フリーザーのフロートである。
「さてと、あの遺跡のことだが、調査がある程度終了したら、調査結果を出すとかと言う話だ。現時点の情報は、ウォーターが詳しいだろう。」
フロートがそういうので、遺跡について気になる二人は、ウォーターのお店へ行った。
「ここへ来てどうしたの?武器でも買いにきたの?」
その店にいたポッチャマ・・・ウォーターは、ポピーたちに気づいて、話しかけてきた。
「あ、ウォーター、その店終わったら、ウォーターの部屋に行っていい?」
「いいよ。何の話かは、そのときに聞くよ。」
そういって、ウォーターと別れ、それぞれ部屋に戻った。そして夜になり、ウォーターのお店は閉店し、皆は夕食を食べ終わった。そしてポピーたちは、ウォーターの部屋へ行った。
「よく来たね。・・・で、話は?」
「今日僕たちが行った遺跡についての今のところの情報を知りたくてね。」
「なるほど、『古くなさそうな遺跡』だね。」
ウォーターは、部屋にあるパソコンを操作し始めた。
「えー、あの遺跡は、正式名称不明の、いつごろの遺跡かも不明・・・」
「不明多いな!」
ポピーとスミレが同時につっこんだ。
「まあ、ちょっとまって。遺跡の大きさも不明の・・・」
ウォーターは、遺跡についてのレポートを読み進めている。
「お!いい情報あった!」
ウォーターは、うれしそうな声をだした。
「あの遺跡は、地下になにか埋められているみたいだね。お宝かな?」
「ほかには?」
スミレが、もっと遺跡の情報を知りたいような言い方で、ウォーターに、聞いた。
「ちょっとまってね・・・」
ウォーターは、他の情報が無いかさがしたが・・・
「これしかなかった・・・」
お宝の情報しかなかったようだ。
「なるほど・・・ありがとう!」
ポピーがため息を吐いたと思ったら急に元気な感じになった。
「まあ、しかたないね。最近発見された遺跡だし。僕も行きたかったり。」
ウォーターは、明るく言った。
「じゃあ!本当にありがとう!」
ポピーは、ウォーターに感謝を言い、部屋を後にする。
「早く遺跡の情報こないかなー!」
ウォーターは、その日から、そのことが楽しみになっていた。
そして、ポピーたちの一日が終わった。
あとがき
第一話終わりました。
本当にあの遺跡はなんでしょうかね・・・?
何かが埋まっているような・・・
To be continued